会員がツールに入力したデータの統計を広告・LPで使うときの、出典表記と運用のルールです
| 段階 | 規約上の扱い |
|---|---|
| データから中央値を算出する | ✅ 利用目的に明記あり |
| 統計を社内で使う(ターゲティング検討など) | ✅ 「サービスの改善」に含まれる |
| 統計を広告に掲載する | ⚠️ 直接の記載はないが、統計化した時点で個人情報ではなくなるため、個人情報保護法の規律からは外れる |
抵抗感の正体は数字の中身ではなく「出どころ」。ポジティブな数字でも「自分の財布のデータが広告の材料になっている」と感じた瞬間に気持ち悪さが生まれます。
1個人が特定されない統計だと伝わる形にする
「集計データ」「中央値」を必ず含める。中央値は数字の直近(本文側)に置く。単独の金額を個人の事例のように出さない。
2ポジティブな実態のみ使う
「会員の◯%が赤字」のようなネガティブ・評価型の切り口は使わない。
3「効果」ではなく「実態」として示す
「リベシティを使うとこうなる」ではなく「こういう会員がいる」に留める(因果を主張しない)。
4出典の「性質」は開示し、「固有名」は省略する
母集団と性質(会員が登録したデータであること)は必ず表記。省略するのはツール名だけ。「自社調べ」と書く一般の広告慣行と同じ構造で、聞かれたら正直に答える(7章)ことで省略と隠蔽を分ける。
| 使う場所 | 表記の型(〇〇=データ項目) |
|---|---|
| Google・Yahoo バナー DG・ディスプレイ等 |
数値の使用OK(注釈とセットが条件) 本文:「〇〇 中央値 △円」のように中央値を数字の直近に置く 注釈:※〇〇を登録した会員の集計データ ※注釈は縮小表示でも読める文字サイズで(読めない注釈は打ち消し表示として機能しないため。制作依頼時に一言添える) |
| Meta バナー | ❌ 金額・数値を明示しない(数値訴求はLP内のみ) 理由:媒体審査で「成果の約束」と判定されるリスクが大きく、クリエイティブ内に注釈を入れてもAI審査には読まれない(7月にアカウント停止の実績あり) |
| 検索広告のテキスト 見出し・説明文 |
原則、金額・数値は使用しない(「会員の実データを公開中」のような予告型でLPへ誘導) 注釈を確保できる場合は検討余地あり。検討時は、見出し×説明文の組み合わせで「数値だけ・注釈なし」の配信が起きない設計かをハヤトさんと確認する |
| LP(完全版) 注釈を十分書ける場所 |
直接登録の値(副業収入など): ※〔絞り込み条件〕の会員が登録した、〇〇の中央値です(2026年7月時点)。リベシティ利用の成果を示すものではありません 登録値から算出した値(貯蓄率・黒字額など): ※会員が登録した〇〇をもとに算出した中央値です(2026年7月時点)。リベシティ利用の成果を示すものではありません |
| 本文織り込み型 注釈スペースが最小の媒体 |
本文:「〇〇は、中央値で△円」+注釈:※会員の登録データの集計値です |
注釈の本丸は言葉選びではなく、文言がデータの抽出条件と一致しているか。使う数字ごとに確認します。
| 抽出条件 | 表記への反映 |
|---|---|
| 未入力・0円を含まない | 「(収入を)登録した会員」で表現 ✅ |
| 給与15万円以上(本業がある人) | LP完全版の「本業の給与収入がある会員のうち」で表現 ✅ バナー注釈では省略可──広い母集団での実際の値はより高いため、控えめ方向のズレとして許容 |
| 自己申告額(本人入力・未検証) | 「会員が登録した」で表現 ✅(登録の主語=会員のため申告性を含意) |
❌ NG:母集団が過大に見える
⭕ OK:母集団を限定する
❌ NG:因果に読める
⭕ OK:実態の提示に留める
「省略」を「隠蔽」にしないための必須セットです。