会員データを広告で使うときの
表現ルール(方針案)

会員がツールに入力したデータの統計を広告・LPで使うときの、出典表記と運用のルールです

作成 おの / 2026/08/24(v2)・08/28 媒体別ルール反映(v2.1)
ステータス マーケター3名確認済み / コトさん最終チェック待ち

1基本方針(結論)

ツールの固有名は出さず、データの性質を開示する
・表記の型:「※〇〇を登録した会員の集計データ」(母集団の限定)
・「中央値」は注釈ではなく、数字の直近(本文側)に置く
・「どのデータ?」と聞かれたら、ツール名を含めて正直に回答する(→7章)
例:副業・事業収入(中央値 月5万円)の場合
広告:本文「副業・事業収入 中央値 月5万円」+注釈「※副業・事業収入を登録した会員の集計データ」
LP:※本業の給与収入がある会員が登録した、副業・事業収入の中央値です(2026年7月時点)。リベシティ利用の成果を示すものではありません
家計管理ツールのデータを広報活動で使うことは公表しておらず、承諾を取っていない。 心情的に抵抗のある会員がいるのではという懸念がある。学長もライブでは出どころを濁して話している。 背景:コトさんのご指摘(2026/08/14 定例MTG・要約)。ツール名を出さない本方針は、学長の「濁す」運用を広告向けに言語化したものです
広告:※副業・事業収入を登録した会員の匿名集計値 【原案】ぼうさんの表記案(2026/08/23)── 本方針のベース。文言の調整点は5章

2規約上の位置づけ

対象サービスに関連して、個人を識別できない形式に加工した統計データを作成するため リベシティ プライバシーポリシー「個人情報の利用目的」(2026年5月20日 改定・適用)https://libecity.com/privacypolicy
段階規約上の扱い
データから中央値を算出する✅ 利用目的に明記あり
統計を社内で使う(ターゲティング検討など)✅ 「サービスの改善」に含まれる
統計を広告に掲載する⚠️ 直接の記載はないが、統計化した時点で個人情報ではなくなるため、個人情報保護法の規律からは外れる
法務・規約上の問題はありません。ただし「規約にあるから大丈夫」とは押し切らず、判断の根拠は会員の心情(3章)に置きます。

3会員から見てどうか

抵抗感の正体は数字の中身ではなく「出どころ」。ポジティブな数字でも「自分の財布のデータが広告の材料になっている」と感じた瞬間に気持ち悪さが生まれます。

抵抗が生まれる3条件と対処
① 個人が特定されると思わせる →「集計データ」「中央値」の明示
② 会員を評価・分類する材料に見える → ポジティブな実態のみ使用
③ 知らないうちに使われたと感じる → ツール名の省略+問い合わせ時の誠実な開示
限界の認識 ③はゼロにはできません(ツール利用中の会員には分かります)。事前アナウンスをすれば下げられますが、運営全体の工数がかかるため最終手段として温存します。

4判断の原則

1個人が特定されない統計だと伝わる形にする

「集計データ」「中央値」を必ず含める。中央値は数字の直近(本文側)に置く。単独の金額を個人の事例のように出さない。

2ポジティブな実態のみ使う

「会員の◯%が赤字」のようなネガティブ・評価型の切り口は使わない。

3「効果」ではなく「実態」として示す

「リベシティを使うとこうなる」ではなく「こういう会員がいる」に留める(因果を主張しない)。

4出典の「性質」は開示し、「固有名」は省略する

母集団と性質(会員が登録したデータであること)は必ず表記。省略するのはツール名だけ。「自社調べ」と書く一般の広告慣行と同じ構造で、聞かれたら正直に答える(7章)ことで省略と隠蔽を分ける。

5表記テンプレート

使う場所表記の型(〇〇=データ項目)
Google・Yahoo バナー
DG・ディスプレイ等
数値の使用OK(注釈とセットが条件)
本文:「〇〇 中央値 △円」のように中央値を数字の直近に置く
注釈:※〇〇を登録した会員の集計データ
※注釈は縮小表示でも読める文字サイズで(読めない注釈は打ち消し表示として機能しないため。制作依頼時に一言添える)
Meta バナー ❌ 金額・数値を明示しない(数値訴求はLP内のみ)
理由:媒体審査で「成果の約束」と判定されるリスクが大きく、クリエイティブ内に注釈を入れてもAI審査には読まれない(7月にアカウント停止の実績あり)
検索広告のテキスト
見出し・説明文
原則、金額・数値は使用しない(「会員の実データを公開中」のような予告型でLPへ誘導)
注釈を確保できる場合は検討余地あり。検討時は、見出し×説明文の組み合わせで「数値だけ・注釈なし」の配信が起きない設計かをハヤトさんと確認する
LP(完全版)
注釈を十分書ける場所
直接登録の値(副業収入など):
※〔絞り込み条件〕の会員が登録した、〇〇の中央値です(2026年7月時点)。リベシティ利用の成果を示すものではありません

登録値から算出した値(貯蓄率・黒字額など):
※会員が登録した〇〇をもとに算出した中央値です(2026年7月時点)。リベシティ利用の成果を示すものではありません
本文織り込み型
注釈スペースが最小の媒体
本文:「〇〇は、中央値で△円」+注釈:※会員の登録データの集計値です
広告単独で完結させない バナーの注釈には集計時点・打ち消し表示まで入らないため、数値を使う・使わないにかかわらず、遷移先LPに必ず完全版の注釈を置くセット運用とします。
ぼうさん原案からの調整点
・「匿名集計値」→「集計データ」(「匿名」の語が逆に個人データを連想させるため)
・「登録している」→「登録した」(集計時点のデータのため)
・「(中央値)」は注釈から外し、本文の数字の直近へ(原則1)

6データと表記の一致(実例:副業・事業収入 中央値5万円)

注釈の本丸は言葉選びではなく、文言がデータの抽出条件と一致しているか。使う数字ごとに確認します。

■ 副業層に絞った場合(給与15万円以上 かつ 事業所得あり):中央値 50,000円
※ライフプランツールに入力された自己申告額で、未入力者は含みません コトさん/2026-08-22 マーケ運用チャット
抽出条件表記への反映
未入力・0円を含まない「(収入を)登録した会員」で表現 ✅
給与15万円以上(本業がある人)LP完全版の「本業の給与収入がある会員のうち」で表現 ✅
バナー注釈では省略可──広い母集団での実際の値はより高いため、控えめ方向のズレとして許容
自己申告額(本人入力・未検証)「会員が登録した」で表現 ✅(登録の主語=会員のため申告性を含意)

❌ NG:母集団が過大に見える

リベシティ会員の副業・事業収入は中央値5万円(「登録した」を削ると全会員に見える)

⭕ OK:母集団を限定する

副業・事業収入を登録した会員の中央値は月5万円

❌ NG:因果に読める

リベシティで、副業収入 月5万円へ

⭕ OK:実態の提示に留める

副業に取り組む会員がいます(副業・事業収入 中央値 月5万円)

7問い合わせ対応

「省略」を「隠蔽」にしないための必須セットです。

「どのデータですか?」と質問されたら、ツール名を含めて正直に回答する
回答例:支出管理・ライフプランツールに入力された自己申告データを、個人を特定できない形で集計したものです。個別の会員の情報が広告に使われることはありません。
確定後、会員サポートにも同じ回答を共有します。